投稿日:2026.04.16
身体の味方!脂質の重要性
皆様こんにちは前回のブログではたんぱく質の重要性についてご紹介しました。
今回は脂質についてご紹介します。
脂質と聞くと「太る」を連想しやすい栄養素ですが、3大栄養素と呼ばれるだけあって私たちの身体活動にはなくてはならないものです。
脂質との向き合い方を見直し健康的な体づくりを目指しましょう。
1脂質とは?
①水に溶けない有機化合物
・脂質は脂肪酸とグリセロールが結合した高分子化合物です。体内では中性脂肪として多く存在しコレステロールも脂質の
1種です。
②効率の良いエネルギー源
・脂質は少量でも多くのエネルギーを得ることができる効率の良いエネルギー源となります。
・脂肪1g当たり-9キロカロリーのエネルギー
参考:糖質1g当たり4キロカロリー、タンパク質1g当たり4キロカロリーのエネルギーがあります。
③細胞膜やホルモンなどの体の材料に
・脂溶性ビタミンの体内への吸収を促進します。 参考:脂溶性ビタミンとはビタミンA/D/E/K ←カルシウム吸収や細胞膜
の保護に関与します。
・脂質の1種のコレステロールは細胞膜やホルモンの材料になります。
④体内での働き、欠乏症と過剰症
・エネルギー源や貯蔵エネルギーになる
・脂溶性ビタミンの吸収を促進する ※脂溶性ビタミン=油に溶けやすいビタミン
・体温の保持
【欠乏症】
エネルギー不足と脂溶性ビタミンの吸収が悪くなり、肌荒れや便秘を引き起こし、女性の場合は月経不順になる場合があります。
【過剰症】
体脂肪が蓄積し肥満になります。また動脈硬化を引き起こし生活習慣病のリスクが高まります。
2.脂質の1日の摂取目安
・1日の必要総摂取カロリーの中で脂質の占める割合は、全体の約30%です。
※成人男性30~40代の1日の摂取カロリーの目安は2700キロカロリー=810キロカロリーの脂質の摂取が目安になります。
※脂質1gは9キロカロリーなので90gの脂質を摂取することが目安となります。
・1日の摂取カロリーの目安は個人で違うので自身の年齢と活動量に応じた摂取量が必要です。
3.脂肪酸の種類と働き
・脂質を構成する成分で多くの種類と働きがあります。
飽和脂肪酸…中性脂肪やコレステロールの原料になり摂りすぎると血中の脂質のバランスが悪くなります。
(肉や乳製品に多く含まれる)
不飽和脂肪酸…エネルギーとして使われるほか種類により様々な働きがあります。
(植物油や魚に多く含まれる)
脂肪酸は摂取する種類によって体内での働きが異なる為、体に良い脂肪酸を選択し摂取することが望ましいです。
身体に良い脂肪酸を含む食品
・青魚(鮭・鯖) ・アボカド ・ナッツ類
・えごま油 ・亜麻仁油
摂りすぎ注意な食べ物
・ラード ・バター ・卵 ・牛肉
・マーガリン
まとめ
脂質は、私たちの健康的な体つくりに欠かせない物で1日の総カロリー数の30%の割合を摂取する必要があります。
摂りすぎに注意しながら、体にいい脂肪酸を含む食材を選んで摂取する事を心がけましょう。
そうすることで血液中の脂質のバランスが整い、動脈硬化などのリスクが減り健康的な生活を送ることができます。
今一度食生活を見直し、体に良い食事と運動で健康的な体づくりをしましょう!
参考文献:正しい知識で健康を作る新しい栄養学 (高橋書店 2021年)